全国 / クマ事件簿
過去の事件の記録、話題になった個体、出没が増える背景の解説。公的資料と報道で確認できる事実に限って書いています。数字が割れているものは併記します。現在 5 本。
1970年7月、日高山脈。夕方のテントのそばに現れた1頭のヒグマが、およそ49時間、5人の大学生を追い続けました。3人が亡くなり、2人が生還した事件の物語です。
大正12年の夏、北海道沼田町の開拓地で、祭り見物の帰りに夜道を歩いていた人たちがヒグマに次々と襲われました。事件から100年後には、「死亡」と記録されていた一人が生き延びていたことも分かっています。
2016年5月20日から6月30日までの40日間、秋田県鹿角市の十和利山のふもとで、タケノコや山菜を採りに山へ入った人がツキノワグマに襲われる事故が7件起きました。4人が亡くなり、4人ともご遺体が食べられていました。加害個体がいまも特定できていない理由まで、調査報告をもとにたどります。
道東の牧場で牛を襲い続けたヒグマ、OSO18。残るのは足跡と体毛だけで、4年間わなにもカメラにもかかりませんでした。最後に捕獲されたとき、町はそれがOSO18だとは考えていません。記録をもとに経過をたどります。
大正4年の冬、北海道の小さな開拓村に一頭のヒグマがやってきました。五日後、その村には誰もいなくなっていました。日本の獣害でいまだに最悪とされる、三毛別羆事件のはなし。